排水管更生とはどのようなものか

マンションの寿命は50年から60年程度といわれますが、大体30年程度のときに、特に大規模な修繕工事を要します。このうち、マンションの排水管は約25年~30年程度の時期に適切な修繕工事を行わないと、長年の利用により錆び付や劣化が発生し、水漏れなどの原因となります。排水管は通常暴露部にはなく、壁の中や地下などを通っているため、その分工事費用が高い傾向がありますが、配水管の入れ替えを行わずに配水管の補修をする排水管更生という方法があります。排水管更生は、錆び等の除去、配水管の研磨、塗料の塗布などを行うことで排水管の入れ替えを行わずに補修ができます。錆びの除去では高圧水や高圧気の利用、塗料の塗布には気流を利用する方法など、各社により様々な工法があります。短ければ1日で通水可能であるため、より安価で早く配水管の修繕工事を行うことができます。

排水管更生か排水管取り替えか

排水管を長く使用していると管が劣化してくるので、取り替えの必要性が生じるのは誰もが理解できることです。取り替え工事には高額な費用と時間が掛かります。取り替え工事よりも安価、短時間で済む排水管更生工事があります。どちらの工事を選択するかは排水管の劣化の進捗状況によります。周辺に臭気による変化があったり、漏水による染みなど具体的な現象は、排水管の取り替えだけでは済まなくなることもあり、早期の取り替え工事が必要です。軽微なものは管更生による排水管の再生で対処できますが、専門業者の判断が必要になります。複数箇所の配管の劣化状態が確認され、取り替えるしか方法がない場合は取り替え工事です。劣化部分の取り替え工事だけでも対処できます。どちらを選択するにしろ、取り替え工事、管更生にはお金と時間が掛かります。

排水管更生のメリットとは

毎日手洗いや食器洗いにお風呂などで洗剤などを使い汚れを落としていますが、排水管内では汚れなどが付着して詰まったり腐食して排水管の強度が下がり排水管から水漏れが起こることもあります。排水管は金属でできているので腐食した部分から穴が開くこともあり、その場合は排水管の交換をしなければなりません。しかし排水管は埋め込まれているため大掛かりな工事になることや工事期間も多くかかかることもあります。そのような場合に排水管更生を行うと工事期間が短縮され費用も安く済み、早ければ一日で終わることができます。排水管更生では配水管の断裂や漏水の状態によっては施工できませんが、配水管の汚れや錆などを落とした後にコーティング剤による管内の補強を行うため、配水管の詰まりや匂いも解消することができます。施工期間やコストを抑えたい場合は排水管更生を検討してみましょう。